フランス旅行でのお土産は大天使ミカエルの像

海外旅行に行くと、自宅用のお土産に、その土地で信仰されている神様に関係あるものを買うのが我が家の恒例になっている。

例えばカンボジアでは阿修羅、スリランカではヒンズー教の神様ガネーシャ、フランスのモンサンミッシェルでは大天使ミカエルの像を買ってきた。

それらのお土産は、我が家の本棚の一角に飾られている。

並べて眺めてみると、またひとつ思い出になるものが増えたなあと、ちょっと良い気分になるものだ。

しかしいつからこんなものを集めるようになったのだろう。




私にとって初めての海外旅行は、大学生のときで行き先はニューヨークだった。

そのときは海外に出かけるというだけで冒険で、自分にお土産を買うことなどまだ頭に無かった。

2度目はイタリアだったが、このときも旅行ガイドブックに載っている観光地やお店に出かけて、日本人がよく行く店でごく一般的なお土産を選ぶだけで精一杯だった。

思えばこの時代は、友達と大勢で海外のツアーに参加して、みんなで旅行に行くのを楽しんでいただけなのだ。

神様に関係あるものを買うようになったのは、もう少し旅慣れて、自分の行きたい旅先を選んで行くようになってからの話である。




フランスには私と夫の新婚旅行で訪れた。

それなので、パッケージツアーでの参加ではあったけれども、訪れる場所についてかなり詳しく調べてから行った。

フランスに行ってからも、例えば教会やお城の中では装飾や建築、歴史的背景などについて、できる限り本やガイドさんを通して色々な情報を得た。

そうでないと、ただ建物を見るだけではつまらない。

新婚旅行を面白くするために、自分で色々な情報を得たからこそ、記憶に残る。

そうして残った記憶を物理的な形に残したくなり、私は神様の像のようなお土産を買うようになったのかもしれない。

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